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ブラックベリーについて

欧米諸国で広く親しまれているブラックベリーは、木苺の仲間です。熟すると真っ黒になるのでこの名前があります。
酸味が強く、コクのある味わいで、種がちょっぴり気になる大きさですが、触れると取れるほどに完熟すると、甘くなります。 生食ならば練乳がけがお勧めですが、生で食べられるのは7月下旬から8月いっぱい。通年味わうならば冷凍品かジャムになります。
この実の色から想像できるように、アントシアニンがとても豊富です。ブルーベリーよりは少なめですが、抗酸化作用はブルーベリーより優れているという研究報告もあります。
そのほかクエン酸・エラグ酸・ペクチンがたっぷり含まれているので、美容にとても良い果実です。ペクチンの豊富さは、添加物なしでジャムを固めることができるほどです。
宮原農園では佐久市平賀の農地にブラックベリー約100株を栽培し、7月下旬から8月下旬にかけて生食用の販売とジャム加工を行っています。

クエン酸

疲労回復:運動や日常の活動によって体内に蓄積される乳酸を分解し、疲労物質の排出を促進することで、疲労回復をサポートします。
血液のサラサラ化:ストレスや疲れが溜まると血液中に乳酸が蓄積されますが、クエン酸には乳酸の発生を抑制したり打ち消したりする働きがあります。
胃腸の働きを整える:胃液や唾液の分泌量を増やすため、胃腸の働きを整える効果があります。
肝臓の健康維持:肝臓でのアルコールの分解を助け、肝臓に負担をかける物質の排出を促進します。
美肌効果:抗酸化作用による美肌効果が期待できます。
歯の再生を助ける:歯の再生を助ける成分を増やし、歯の神経損傷をカバーすると言われています。

エラグ酸

美白効果:チロシナーゼの働きを抑えることでメラニン色素の生成を抑制し、美白効果を発揮します。
脂肪燃焼効果:脂肪細胞から分泌される「痩せホルモン(アディポネクチン)」の分泌量を増やすことで、脂肪燃焼作用やメタボ抑制作用、糖尿病抑制作用、血管拡張作用などが期待できます。
抗酸化作用:強い抗酸化作用を持つため、ガンを抑制する効果や炎症を抑える効果が期待できます。

ペクチン

コレステロール値への作用:体内で胆汁酸や食物中のコレステロールが吸収されるのを防ぎ、コレステロール値を下げます。
腸内環境の向上:乳酸菌などの善玉菌の増殖を促して、便秘や下痢の傾向を改善します。

Blackberry
和名:クロミキイチゴ
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : バラ目 Rosales
科 : バラ科 Rosaceae
亜科 : バラ亜科 Rosoideae
属 : キイチゴ属 Rubus
亜属 : R. (Rubus)
Wikipedia日本語サイトより転載

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